日家八門表   

日家八門表とは、(中国古来の奇門遁甲の中の)日家八門法によって日時と方位等を見るために使用する表です。このあたりの詳細はここでは触れませんので、詳しくお知りになりたい方は『奇門遁甲』で検索してみてくださいね!いっぱい出てきます(難)

この表を使う上で、まず最初に現在お住まいの家、部屋、オフィス等の玄関、入口の向きを調べておかなければなりません!(門ではないです)

☆先ずお住まいの住居やオフィスの、間取り図を作りその中心に方位磁石を置きます。(方位磁石の高さは床から1メートル以上は離したほうが良いです)これが風水学の各派の書籍などに載っている本来の方法ですが、ここまでするのに多少の時間と労力が必要ですので、ネットユーザーの方向けに超即席で玄関の向きを調べる方法を含めて、日家八門表の使い方をご説明します。
(玄関の向きとは、家の中から玄関ドアの正面に立ち、顔の向いている方角です)

1.地図検索サイトを開いて、調べたい場所(家、部屋、オフィス)の住所を検索する。

Map Fan Web  Mapion  @Nifty地図検索 他にも色々あります!

2.縮尺を最大で表示してみましょう、上が北向きになっていますので、住居の玄関の向きはほぼわかるかと思いますが如何でしょう?日家八門表を使用する場合は、玄関の向きの方位を八方位に分けて考えますので、北、東北、東、東南、南、西南、西、西北の各方位45度ずつの範囲内で解れば結構です。

この方法でだいたいは玄関の向いている方位が解ると思います。
また、地図を印刷すると実際に方位磁石を載せることが出来ますのでパソコンのモニター画面上で確認するよりは、多少正確に玄関の向きを見ることが出来ると思います。

3.風水学、方位学、気学、などによっては『北』は、磁北ではなく真北と取るという説もありますが、ここでは磁北を取りますので、地図検索サイトの地図よりも日本国内の場合磁北はマイナス側へ(反時計回り方向へ)ずれます。
(磁北と真北との差異は日本の場合沖縄で4度くらい、九州で6度 くらい、関東で7度くらい、秋田・青森付近が8度くらい、北海道で9 度くらいだそうです)

4.上記の方法で、玄関の向きを八方位の内のどれかに特定できましたか?(方位と方位の境目辺りで、特定が難しい場合はやはり本来の方法で、手間隙かけて方位を正確に測ってみてください。)方位の特定が出来た方は、その反対側の方位を覚えておいてください。それが座山と云って、風水学で方位をみる基本方位になります。

例:玄関の向きが八方位の内の北の範囲の場合、座山は南になります。玄関向きが南西の場合は座山東北です。

5.座山が解りましたら、次に日家八門表での座山の使い方です。日家八門表に、『休門』『正門』『開門』と有りますが、ある日付を調べますとそれぞれの『門』の後に方位が表示されます。この方位が座山の建物にとってその日付は吉方位になります。『休門』『正門』『開門』と三つ有りますが優劣は特に気にしなくても良いようです。

例:座山北の建物へ引越したいとします。この場合、『休門』『正門』『開門』の何れかに『北』と表示された日が、座山北の家への引越しに適した日という事です。

例2:座山南の建物のお店を開店したい場合、、『休門』『正門』『開門』の何れかに『南』と表示された日が、座山南のお店の開店日に適した日という事です。

注:神棚を設ける際に限り、建物の座山ではなく神棚の座山で見なければいけないようです。

日家八門表とその使い方説明は、風水師:御堂龍児氏の『風水開運術』を参照させていただきました。

 

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